最近リモートワークをしている彼女がストレス発散、運動不足解消のために始めたダンスを一緒にやっています。
アラサー健康ちゃんねるMarina Takewakiさんhttps://www.youtube.com/channel/UCw7HTQv0F4CB9zGRhqosYsg
コロナの影響で世の中すっかり変わってきましたね。
満員電車がなくなり、オンライン会議が主流になり、リモートワークが当たり前になるという大きな変化が起きています。アフターコロナでもこの流れは続くでしょう。世の中の流れにいち早く敏感に乗り、力強く経営を続けている店、企業はたくましいなと思います。
数十年間変わることのなかった世の中が一つの出来事で大きく変わるという歴史的な日々を体験しているのですね。
それに比べて医療界は正直まだまだ変わっていない面が多いと感じます。
医療機関の診察上、コロナの影響でもっとも大きく変わったのは電話診療ができるようになったことでしょう。
患者さんと電話で話すことを診察として、処方箋を出すことが可能になります。これは慢性疾患の内服管理中の患者さんの定期処方には非常に有意義な変化だと思います。
しかし、小児科特にまだ自分自身で正確に病状を伝えられない患者さんは、時に非常に難しい状況となることがあります。自分自身で電話診療やっていて最も難しいなと感じるのは腹痛です。
小児の腹痛で見逃していけないのはもちろん腸重積です。頻度的に最も多いのは便秘、胃腸炎です。明らかな血便、嘔吐があれば話は早いですが、そのような症状がない腹痛でも可能であれば、自分の目で顔色を確認して、浣腸で便性状を確認して、時間をかけて診察して診断したいものです。
現在小児科の患者さんは全国的に非常に少ないと言われています。これは子供達皆が幼稚園、学校、家族との楽しい外出を我慢して我慢して自粛してくれているからです。
患者さんが減ることーもちろんこれは非常に嬉しいことなのですが、その流れに合わせて医師の仕事も減少し、大きな転換点がくるのかもしれません。
今後AIの導入もあいまり、必要とされる医師の絶対数が減り、医師過剰になることが予想されます。
その変化にいかに対応していくか。医師免許一つだけでは今まで同様に生きていけない世の中が近いのかもしれません。
例えば10年後の世の中で小児科という職業がなくなったと仮定しましょう。どのように生きていけばいいのでしょうか。パッと思いついた順にあげると
① 今から転科も念頭に他分野の知識をつけ、コネクションを作っておく。(糖尿病内科、皮膚科興味あり)
② 不動産経営ができるように宅建の資格をとっておく
③ 副業を軌道に乗せる。現在の世の中ではSNS駆使せねば正直副業も難しい。そのためにはフォロワーが必要😭
正直私自身、現在の自分から医師免許をとったら何も残らない気がしてなりません。
だからこそ、病院の目の前の患者さんのことのみではなく、広い世の中に目を向けていく姿勢が大事になるでしょう。
医師の皆さん、もし数十年年後の未来、医師が不要な世の中がきてしまった場合どのように生きていきましょう。大変な世の中ですが、少しずつ一緒に考えて生きましょう。 Dr.F
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