医師が入るべき生命保険

医師が加入すべき生命保険について検討いたします。
みなさんと同じように研修医の頃から様々な生命保険の営業を受けました。
正直何に入ればいいのか全然わからない方が多いと思います。
今目の前で自分が営業を受けている商品は果たして他の商品と比べてどうなのか、、、皆そういう不安を抱えながら、保険に加入してしまうのが現状です。


自分自身の経験や、担当FPからの情報提供を踏まえ、若手医師が加入すべき生命保険はどういうものなのか検討して行きます。


生命保険は、基本的に数年後に自分が死ぬと仮定して、後に残すことになる家族に十分な資産が残せる自信がある方は加入不要かもしれません。
逆に言うと、万が一の時に、家族が経済的に不自由する心配がある方で、現状自身の財政的に日常生活に困らない程度の余裕があり、尚且ついい商品に巡り会えれば加入して良いと考えます。

生命保険の仕組み

生命保険の仕組みについて勉強しておきましょう!!

①『収支相当の原則』
保険料(年間支払う額)×加入者数=保険金(有事の際に支給される額)×死亡者数(1年間に自分が属する集団で何人が死亡するか)
この原則により、若い健康集団と高齢持病ありの集団では死亡者数が異なるので、保険料が違うことが説明可能です。

② 『保険料計算の3要素』
●予定死亡率=過去の統計をもとに性別・年齢別の死亡者数を予測する。

●予定利率=生命保険会社が過去の資産運用による一定の収益をあらかじめみこんで保険料を割り引いています。①の左辺の保険料が予定利率によって計算されるのですね。
ここの運用を何で行っているのかが一番大事です。米ドルで運用していたり、豪ドルで運用していたり、新興国債権で運用していたり様々ですが、過去の運用実績で大きな差が一目瞭然となります。予定利率が高い商品ほど、実際に支払う保険料に対する保険金の額は大きくなります。

●予定事業費率=生命保険会社が事業運営に必要な諸経費をあらかじめ見込んでいます。
生命保険に加入することで、生涯設計がしやすくなり、日々のストレスが軽減され本業に集中できるようになったという医師の声はよく聞きますし、資産運用の柱の一本として、持っていてもいい武器です。
気をつけないといけないのは生命保険は資産運用のメインにはならないということです!!
資産を積極的に増やしに行くためには、生命保険と他の資産運用を組み合わせること重要です。
年末の確定申告時に最大4万円の控除が可能ですので多少の節税効果もあります。
結婚を機に考える方が多いですが、できれば結婚前に少しずついい商品とは何なのか知識をつけ、最適なタイミングで加入することをお勧めします。

医師が加入すべき生命保険の条件

  1. 流動性、資産性が保たれている
  2. クレジットカードで支払い可能か
  3. 担当が保険以外のその他金融知識に精通しているか

この3つは必ずクリアしましょう。

1、流動性、資産性が保たれている

生命保険と一概に言っても予定利率(保険会社が生命保険の契約者に対して約束する運用利回り)は様々です。

なかなか3%以上の予定利率を見込める商品は少ないですが、実際存在しますので、3%まずはこだわってみてください。中には5%が見込める商品もあります。
流動性も重視したいところです。子供が成人して一人前になってしまい、その時に十分な資産が構築できていれば、生命保険は不要でしょう。インフレ率にもよりますが、その際に解約して解約返戻金をもらうのも手です。

2、クレジットカードで支払い可能か。
クレジットカード支払いでハワイへ行こう!

折角の月々数万円の支払いをポイント貯めないともったいないです!!クレジットカードで支払える生命保険に入りましょう!!ポイントだけで海外旅行にいけるようになりますよ。
これを軸に考えるとある程度商品を絞り込めます!!

3、担当が保険以外のその他金融知識に精通しているか

まずはその方の実績が大事です。そこはシビアに見てください。年間どのくらいの契約を結んでいるか、どのような層を相手にしているのか。率直に聞いてみてください。
生命保険のことしか知らない営業より、不動産、相続、節税全てのことに精通している方の方がいいです。

自社製品のみを紹介して語る営業より、あらゆる会社の商品を知り尽くし、自由に販売することが可能な営業を選ぶべきです。そういう方は大企業の経営者や豊富な人脈と繋がっており、後々自分のためになる情報を得られることもあります。

生命保険、是非いい商品に加入して将来の不安を減らしましょう!!!
死への不安が軽減されると、日々のストレスが減ります。


生命保険は守りの資産運用ですが、日々の日常診療は攻めた気分で行えるようになります。(多少の連直も怖くなくなる気がしています、、笑)

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