医師免許、看護師免許を生かした転職とはー来るべき転職に向けて様々な業界をのぞいてみます。

某大学病院のボーナスがカットされるというニュースが報道されました。非常に残念ですがこれが現実です。まさに、今回のようなここまでの感染症はどの病院も想定外だったことでしょう。外来患者はどの病院も激減しましたし、予定入院の手術が全部キャンセルになった病院もありました。病院の収益が大幅に下がった→ボーナスカットという流れに対しては病院側は責められないと感じます。国がその分補填しろよ、という話になるのも良くわかりますし、そうなって欲しいですが、莫大な予算が必要となります。

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そこでやはり大事なのは、自分自身で不足の事態に対応できるように常日頃から資産形成をしておき経済的余裕をある程度作っておくこと、そしてそれでも自分の希望と雇用体系が合わなくなった時に備え転職の準備をしておくことだと思います。

本日は医師、看護師の転職の実態について調べて検討してみます。折角日本全国どこでも通用する医師免許、看護師免許を苦労して手に入れたのだから、皆さんにはより良い環境で働くことを求める権利がありますので、転職についてはためらう必要は全くないと思うのが私の意見です。

医師転職サイト

医師、看護師にはそれぞれ大手の転職サイトがあります。
Googleを用いて『医師 転職』と検索すると
エムスリーキャリア
医師転職ドットコム
民間医局
e-doctor
リクルートドクターズキャリア
日経メディカルキャリア
Dr.転職なび

が1ページ目に出てきました。
それぞれについて比較しているサイトも多いですね。

看護師転職サイト

同様にGoogleを用いて『看護師 転職』と検索すると
ナースパワー
看護roo
マイナビ看護師
グッピー
ジョブメドレー
ナース専科求人ナビ
コメディカルドットコム

など多様なサイトが1ページ目に出てきました。

どのサイトも基本的な原理は一緒で、
1、サイトに医師、看護師が登録
2、病院側がサイトに求人情報の公開を依頼
3、医師、看護師が条件を探して条件に合う病院を見つける。ここでサポートを受けられるサイトも多い。
4、被雇用者が応募、病院側が採用するとサイト経営者側に収益が入る。

という仕組みです。

私が登録している、スポットバイトを紹介していただける会社ですが、紹介制の会社となっております。

1、医師が周囲の知り合いの医師を会社に紹介
2、紹介された医師が契約後、登録先の病院で勤務する
3、紹介料が紹介をした医師に紹介料が入る
4、紹介された医師が勤務をすればするほど紹介者に紹介ポイントが入る

これだと、紹介者側の医師にメリットが大きい仕組みになっていますね。1つの形態として今後確立しそうな気がします。
仲介業者の手数料を省くことで勤務する医師、紹介した医師への報酬が増える傾向にあります。

今までは医師、看護師として働くことを念頭に転職サイトを見て行きましたが、免許を違う道で活かせる職はないのか、調べて見ました。

医師の場合、産業医、医系技官、介護老人保健施設などはもちろん選択肢の1つですが、ここではあえて違う分野、予備校講師、医療ベンチャーについてみていきたいと考えました。

医師予備校講師

1、予備校講師
皆さん学生時代にほぼ例外なくお世話になっているでしょう。

MEC GROUP (Mec ホームページ参照)https://www.gomec.co.jp/recruit/r_doctor
報酬に関しては、キャリア・実績などによって個別契約となっております。    

【A講師の場合】⇒メック専属  医師10年目/30代男性
主に予備校生への個人指導を担当。週4~6日勤務。
その他、少人数制での口頭試問型講義や、通常講義も担当。
月額:約190万円
【B講師の場合】⇒メック専属 医師7年目/30代女性
主に講義を担当。予備校と大学で週3~5日の講義を実施。
その他、週2日間前後、個人指導、少人数制での口頭試問型講義なども担当。
月額:約150万円

※TECOMについては求人を現在行なっていないようです。

ある医師は言いました。教育こそ多くの患者を救う最たる方法だ。確かに自分が教えた知識を少しでも持った学生が医師になるのは嬉しいことですね。要注目です。これからリモート授業を導入する団体も多くなり、勤務しやすくなるかもですね。

医療ベンチャー

2、医療ベンチャー
今後AI×医療が主軸になる時代も近いでしょう。

皆さんの周りにもきっといらっしゃるでしょう。医師をやめてAIの開発に携わりたいと語っている医療関係者が。

実際Googleを用いて『医療 AI ベンチャー』と検索してみると、様々な本当にワクワクするような研究を行っている企業があります。

画像認識技術を使い内視鏡開発を行う株式会社AIメディカルサービスhttps://www.ai-ms.com
こういうものは非常に有効性が高いなと感じます。
消化器内科でバリバリ内視鏡ができるというのはもちろんすごくらやましいスキルです。今後こういうAI診断の分野でも大きなスキルになるのではないでしょうか。

●遠隔医療技術の開発を行うCirrusMDhttps://www.cirrusmd.com/
COVID19で日の出を見そうになった遠隔医療。災害現場、僻地で活躍するのはもちろん、もっと身近な診療でも今後活躍するでしょう。小児科医としては、病院嫌いな子供の診察は難渋することがありますので、家庭での様子を見させて頂いくという大きなメリットがある一方、やはり対面で臨場感を味わいながらやる診察の方が診断の正確性は上がるという側面もあります。その臨場感をいかに画面越しでも高められるか今後の課題と感じます。

調べているうちに、こういうベンチャー企業で働く医師人生も楽しそうだなと感じます。

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看護師免許をいかした働き方

看護師の場合、日本の病院やクリニック勤務以外の道でそのどのような求人があるのでしょう。

1、オーストラリアで有給海外看護インターシップ
ぱっと見で目に入って来たのは上記でした。そういえば知り合いの看護師さんもオーストラリアで働こうかなと言っていたのを思い出しました。
オーストラリアで月30ー40万もらいながら働けたら羨ましい限りです。年齢制限があるみたいなので、数年間日本の病院で勤務した後の道としては検討してみてもいいのではないでしょうか。

2、ツアーナース
私も以前小児科医として支援学級の修学旅行に同乗したことがあります。2泊3日の国内のバス旅行だったのですが、次から次に発熱した子供、怪我の子供、腹痛の子供、夜泣きの子供と少し大変な思いをしましたが、同乗していただいた看護師さんのおかげで大きな事故なく楽しい思い出になっています。救急外来や病棟での経験が外に出て旅先でも活かせるのは看護師免許の特権だなと思いました。

3、美容クリニック
友人の皮膚科医に聞くと、美容クリニックで中心になって施述を行うのは看護師さんのようですね。待遇も良いところが多いようですね。美容に興味がある方はいいのではないでしょうか。これから美容クリニックはさらにニーズが高まることでしょう。

今回は医師、看護師の転職について検討してみました。
皆さんが納得のいく職場で思いっきり自分のスキルを活かせるような医療業界にかえていく必要がありますね。   Dr.F

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