kindle書籍紹介:リクルート「創刊男」の大ヒット発想術

医師当直のお供にamzon [kindle]をお勧めしております。

私や私の友人が出会った面白い本を不定期でご紹介いたします。

本日第1回目としてご紹介する本は

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術  くらたまなぶ著

医療機関という閉鎖空間で勤務していると、平日はずっと病院にいて、休日も病院にいて、夜間も病院にいての繰り返し。

少しうんざりする時がありますよね。

やる仕事も実は先人たちが編み出した検査法・治療法に基づいて、最適解の選択を自分達で行って、治療効果の判定を行うという、自分の発想が採用されるといううれしい体験がやや少ないです。

今回の書籍は皆さんもご存じ、「リクルート」で数々のヒット誌を生み出した方です。

読んでみると、世の中の仕事というのはなんて自由でなんてワクワクするものなんだと考えさせられます。

新規のものを生み出すときのアイディアはどこでどのように生み出すのか。

単なるひらめきや思い付きが「アイディア」や「企画」となり、ついには「大ヒット商品」に結びついていく。そしてひらめきや思い付きは、職場以外でわき出てくることが多い。

職場では遊びの話を、居酒屋で仕事の話を。※ただしここでいう仕事の話はぐちや不満をつらつらと述べることではありません。

マーケティングとは「人の気持ちを知ること」親友との会話、デート中の会話、居酒屋での何げない会話全てがマーケティングとなる。

「何かを生み出す仕事」というのはなんてワクワクする作業なのでしょう。これはもしかしたら「臨床」より、「医学研究」と似ているのかもしれません。

医療機関という閉鎖空間に閉じこもってしまっていては、「アイディア」のない面白味のない医師になってしまうのはないでしょうか。時には病院のことを忘れて有給でもとって、外の世界で頭をリフレッシュすること、、、これが大事であり、未来の医療界に革新的なアイディアをうむ秘訣なのかもしれません。

「医療」につかれて目標を見失いそうになった時に、軽い気持ちでのぞいてみるといい本です。

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術 (日本経済新聞出版)

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